ダイエットの呼吸 壱の型 ドローイン

呼吸は人が生きていく上でとても大切です。

酸素を取り込み、二酸化炭素を出すだけでなく、

深呼吸をすることによって

緊張をほぐしたりもできます。

そして

呼吸の仕方を

工夫するだけで

痩せることもできます。

この呼吸の方法を知らなければ

あなたの身体に何の変化も起きません。

しかし、新しい呼吸の方法を意識するだけで

爆弾のようなぽっこりお腹も一か月で５㎝縮み、

猫背なあなたの姿勢も

米倉涼子のように良くなります。

 

 ではその呼吸の方法は何なのか…

答えは「ドローイン」と呼ばれる

トレーニングです。

ドローインは分かりやすく説明すると

「お腹をへこませたまま

　呼吸をする」

というエクササイズです。

特別な技術は必要ありませんし、

運動が苦手な人でも

出来ますから安心してください。

 

ドローインには大きくわけて

3つのメリット

があります。

1.いつでもどこでもできる

授業中に座った状態でやれます。

また、電車の中で立ったままでもできるので、

通学時間にトレーニングが出来てしまいます。

2.誰でも出来る

健康やダイエットのためには適度な運動が

必要なことはあなたはわかっていると思います。

しかし、運動そのものが苦手だと、

やる気が起きないと思います。

その点ドローインは運動神経を必要としません。

運動が苦手でも嫌いでも、簡単にできるのです。

3.時間もお金もかからない

スポーツジムに行く時間もないし、

学校から帰ってきてウォーキングに

出るのは面倒くさい。

しかし、ドローインなら

いつでもどこでも出来るので、

時間もお金もかかりません。

続けられない理由がなくなるのです。

次はドローインの具体的な効果を説明します。

ドローインの５つの効果

1.ぽっこりお腹が解消できる

女性は特に腹筋が弱くなりがちなので、

ドローインで体幹トレーニングを行うことで、

効率的にインナーマッスルを鍛えて

スッキリしたお腹を手に入れることができます。

２.姿勢が良くなる

猫背になると老けてみられるようになりますし、

肩こりの原因になるなどいいことがありません。

しかし、ドローインで背骨を

取り巻く筋肉群を鍛えることにより、

天然のコルセットが出来上がります。

背筋がすっと伸びて、姿勢が良くなります。

これによって腰痛の予防にも繋がります。

また、身体の中心を鍛えることで

身体のバランスが安定し、

体全体が引き締まって見えるようになります。

３.深い呼吸が出来るようになる

普通の筋トレで体の内側の筋肉を

鍛えることはちょっと難しいものです。

しかしドローインなら体内の

呼吸に関係する筋肉にまでアプローチできるので、

呼吸が深くなるという効果があります。

これによって深い呼吸ができるようになり、

疲れにくくなったり、

メンタル面でも良い影響が出るといわれています。

ドローインの正しいやり方

今回はドローインのやり方を2つ紹介したいと思います。

「立って行う

    ドローイン」

立って行うドローインですが、

猫背が気になる人におすすめの方法です。

 手順は、

１　背筋を伸ばして立ちます。

２　手を後ろに回して腕を組みます。

３　手を組んだまま息をゆっくり吐きながら

　　お腹を引っ込めていきます。

４　10～30秒キープしたら元に戻します。

腕を後ろで組む時は

肩甲骨を寄せるような

イメージでやってみてください。

肩こり解消の効果も期待できます。

「座って行う

   ドローイン」

ドローインは座ったままでも出来ます。

通学の間や授業中にでもやってみてください。

１　椅子に浅めに腰掛けます。

２　姿勢を良くして胸を張ります。

３　息をゆっくり吐きながらお腹をへこませます。

４　その状態で10～30秒キープして、

       元に戻します。

座ったままだと胸を張りづらいので、

手は腰の後ろに回しておいても良いでしょう。

 

ドローインで

失敗しないための注意点

いくらドローインをしても

間違った方法だった場合、

効果は半減もしくは

全く意味をなさない場合もあります。

ドローインをするときは

次にあげる注意点に気をつけましょう。

〇お腹をへこませるのではなく圧力をかける

お腹を引っ込める時のポイントです。

「へこませる」

ということだけに意識を集中していると

腹直筋を使ってしまいます。

イメージとしては、息を吸ってお腹をふくらませ、

風船の空気を抜いていくようにして、

上だけでなく横の部分もへこませていきます。

ドローインが正しく出来ているかの目安として、

ウエストを測ってみてください。

立った状態でまず測り、

ドローインをした時のウエストも測ります。

その差が７cm以下であれば

上手に出来ていない可能性もあるので、

お腹の横も意識してへこませてみてください。

〇前かがみにならないこと

おなかをへこませようとして

前かがみになってしまう場合があります。

その姿勢ではインナーマッスルを

しっかり使うことが出来ないので、

身体を曲げず、力を抜いて楽にして行ってください。

〇呼吸を止めないこと

ドローインは、

お腹をへこませるだけが目的ではなく、

その状態で呼吸をすることが大事です。

息を止めないように気をつけてください。

〇食事の直後はやらない

ドローインはいつでも出来る運動ですが、

腹筋を動かしますから

食後すぐにはやらないように気をつけてください。

満腹の状態では腹筋を動かしにくいので、

運動の効果も得られませんし、

消化にもよくありません。

いかがでしたか。

他の筋トレや有酸素運動とは異なり、

「ドローイン」は

今すぐその場で時間もお金もかけずに

行うことができます。

注意点にだけ気をつけて早速やってみましょう！

そしてドローインを継続して行うことで

ぽっこりお腹も猫背も解消できます！